Piped Dream Studio

「常に動き続け、少量ずつ製品を作ることを心がけています。一つ一つの製品が唯一無二なのは手作りが故です。」

Piped Dream Studio

by Ebony Russell

エボニー・ラッセル

Piped Dream Studio

活動エリア
シドニー・オーストラリア

製品
花瓶、キャンドルホルダー

エボニー・ラッセルはシドニーを拠点に活動するアーティスト。彼女は、実験的な陶磁器ブランド「Piped Dream Studio」を立ち上げ、代表をしています。陶磁器に寄せられた古くからの観念に疑問を投げかける新しいアーティストの波の中で、エボニーは限界を押し広げ、自分の居場所を確立しました。重力に逆らう淡いピンク色のリボンが、ホイップクリームの塔の上に置かれ、複雑でおいしいロココ風の彫像を作り出します。それは、若き日のエボニーのノスタルジックな寝室を掘り起こすような作風。

製品
ピーチとブルーガムの花瓶

はじまり

エボニーは、コーラックという質素な町にある小さな農場で育ちました。個人店が並ぶ昔ながらの道並みの中、時間がゆっくりと流れていく田舎町。手つかずの熱帯雨林が広がり、海は青く、地元の人々は人気の少ない海水浴場を楽しんでいます。エボニーは、この小さな町で育ったことを懐かしく思っています。エボニーの芸術への愛情は、この幼少時代に遡り、現在の彼女の芸術活動におけるテーマに大きな影響を及ぼしています。「10代の頃は大学で陶芸を学び、美術の先生かアーティストになりたいと思っていました」と当時を振り返ります。

エボニーの子供時代の思い出の品

エボニーは10代の頃の夢を追いかけ、大学で芸術に関することを学びました。モナシュ大学では陶芸、メルボルン大学では美術教育、そして最近ではシドニーにある国立芸術学校でで美術の修士号を取得し、その幅広い学歴から美術教師になり、長年にわたり美術教育に携わってきました。勉強している間、エボニーは創作活動も行っていました。陶芸は彼女の人生において一貫したものであり、技術を磨くにつれて、彼女のユニークなテクニックは作品にますます存在感を与えることになります。

憧れ、欲望、欲望。私たちが物、匂い、味を渇望するときの感情を引き出したいのです。

インスピレーション

ホイップクリーム、モンブラン、ティアラ、蝶々。オーストラリアの少女が夢見た世界を振り返り、そのノスタルジーがにじみ出るものを形にしています。親しみやすさ、願い、脆弱性などのメッセージを彫刻しています。


女性の思春期を描いた甘い戯画には、ジェンダーに対する重いメッセージを、キッチュなユーモアに変換する魔法があります。どのような感情を呼び起こそうとするのかという質問に対して、エボニーは「憧れ、欲望、欲望。私たちが物、匂い、味を渇望するときの感情を引き出したいのです。」と答えていています。現在のエボニーの作品は、磁器粘土を使ったデザートのようなテクスチャーで、ケーキのデコレーションに使われるような技法が中心となっています。

デザインプロセス

シドニーのグリーブにある都心の陶芸スタジオで、エボニーは他の実験的な陶芸家たちと一緒に型を作り、焼き、釉薬をかけることに時間を費やしています。興味深いことに、彼女の独特な制作方法は、通常、陶芸スタジオというよりむしろキッチンで見られる手法であり、彼女の商売道具は地元のケーキデコレーションショップで見つけたものなのです。


火を入れられる直前の釜の中の作品

Piped Dreamという名前が表すように、エボニーの独特なホイップクリームの質感は、すべてパイピングバッグを使って生み出されています。ケーキにアイシングをするように、パイピングバッグを使い、ベースとなる構造を持たない渦巻きを何層にも重ね、流動的な形を作り上げていきます。自由なアプローチで、エボニーはデザインのプロセスをこう説明します。「シェイプのルーズなアイデアは持っていますが、レイヤーを重ねるごとに作品が動き、成長していく様子に反応しながら制作しています。陶器という素材がもたらす偶然の産物のように、それぞれの作品が生み出すユニークな結果に喜びを感じています。」

Ebony in the studio
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